ノシメトンボ その１
千葉や茨城など関東平野部の水田は、9月には一面金色となり、稲刈りの時期となります。 早生品種の普及により、私が子供の頃に比べ田植えから収穫時期までずいぶん早くな…
カトリヤンマ その３
初夏に水田で羽化したカトリヤンマは、未成熟期の盛夏を周辺の雑木林で過ごします。 そして、夏の終わり頃から林内で交尾が行われます。 秋になると再び水田に姿を現し、…
トビイロヤンマ その２
・「トビイロヤンマ その１」のつづき 沖縄の水田は、いつ頃からどれくらい減ってしまったのでしょうか？ かつては沖縄も稲作が盛んな地域でした。 明治末期には9,0…
トビイロヤンマ その１
沖縄を代表する、身近なヤンマといえばトビイロヤンマではないでしょうか？ （身近と言っても、主に薄暮時に活動するため一般にはあまり知られていない） いや、身近とい…
アオモンイトトンボ その２
・「アオモンイトトンボ その１」のつづき アオモンイトトンボのメスの色彩には、褐色のタイプ（メス型メス）と、オスと同じ色彩をしたタイプ（オス型メス）の2タイプが…
アオモンイトトンボ その１
アオモンイトトンボは、海岸近くの地域に多く（海岸ではない）、内陸部に行くと少なくなるトンボです。 東京の区部ではお馴染みのトンボで、池や湿地、人工的な場所でもよ…
チョウトンボ その１
真夏の池の上を蝶のように飛ぶトンボ。 青藍色に輝く大きな翅をひらひらさせ、まるで自分が蝶と思っているかのようです。 ガマなどの抽水植物やヒシなどの浮葉植物が多い…
コオニヤンマ その１
夏の日中、他のトンボがみられない暑い中でも元気に飛ぶコオニヤンマ。 河川の中流域や中山間部の里山などで普通にみられるトンボです。 幼虫（ヤゴ）時代から変わらぬ長…
リュウキュウカトリヤンマ その１
トンボは、早朝や夕暮れ時に活動する種もいますが、昼行性の昆虫です。 そのため、夜は葉や枝先などに静止して休んでいます。 昆虫は、人の睡眠とは異なり（レム睡眠やノ…