カトリヤンマ

カトリヤンマ♂(ホバリング)/栃木県/2005.10.30
KONICA MINOLTA α-7 DIGITAL+MINOLTA AFアポテレマクロ200mm F4 G+フラッシュ (F16 1/60 ISO200)

今回の写真は、河畔林の中の暗い湿地でホバリング飛翔するカトリヤンマ♂です。
この時期は水は全く溜まっておらず、落ち葉があるだけ。
メスはこのような湿地の土に産卵し、卵で越冬した後、春に水が溜まると幼虫(ヤゴ)が一斉に孵化します。

梅雨の長雨や河川の氾濫などにより、春から夏にかけて水が溜まる河畔林の湿地はカトリヤンマ本来の生息環境と考えられます。
里山の水田は、稲作のためにちょうど春から夏に水が溜まる環境で、周囲を雑木林で囲まれていることからも本種が水田に適応できたのでしょう。

カトリヤンマ

カトリヤンマ♂(ホバリング)/栃木県/2005.10.30
KONICA MINOLTA α-7 DIGITAL+MINOLTA AFアポテレマクロ200mm F4 G+フラッシュ (F16 1/60 ISO200)

カトリヤンマの学名はGynacantha japonicaですが、日本以外でも中国北・中部、朝鮮半島、台湾に分布しています。
海外ではどのような環境に生息しているのか、一度見てみたいものです。