晩秋のトンボと言えばキトンボ、ヒメアカネ、コバネアオイトトンボ、…そしてつい後回しにしてしまうオオアオイトトンボ。
水辺の木の枝(生木)などに集団で産卵することが知られ、そのような場所ではこの写真のように無数の産卵痕が見られることがあります。
かつては蚕業害虫扱いされたことがあるというのも頷けますね。
また、産卵は午後遅くや夕方に行われることが多く(今回の写真は16時の撮影)、時に深夜や明け方に及ぶことがあるそうで寒さにとても強いトンボですね。
近づいても気にせず産卵に集中しており、外敵を避けるために集団でこのような時間帯に産卵するのでしょうか?
不思議なトンボです。