茂みの上を連結飛翔するコモンヒメハネビロトンボを見つけました。
産卵は、通常、連結態で飛びながら産卵場所を探し、産卵の瞬間だけ連結を解いてメスが単独で打水した後、すぐに再連結します。
しかし、このときは茂みの上で連結を解き、メスのみが茂みに潜って単独打水産卵を繰り返していました。
タイリクショウジョウトンボのオスに紛れてメスを見失いますが、茂みの上でオスは産卵警護のつもりでふらふら飛んでおり、メスを探す目印になります。
後翅基部の斑紋の大きさには個体差がありますが、この写真の個体はこの斑紋が非常に小さいタイプです。