アオモンイトトンボ（交尾）/沖縄県名護市（沖縄本島）/Mar. 2024
SONY α7IV+LA-EA5+MINOLTA AFマクロ100mmF2.8(D) (F5.6 1/100 ISO125)
以前「アオモンイトトンボ その２」でも書きましたが、アオモンイトトンボのメスの体色は、通常の褐色型とオスと同じ色彩の同色型（オス型メス）が知られています。
この同色型が見られる割合は地域によって異なるようで、『沖縄のトンボ図鑑』（いかだ社, 2007）によると沖縄県内では同色型のメスは少なく、『日本のトンボ 改訂版』（文一総合出版, 2021）では北方の産地ほど同色型が増える傾向がある、とされています。
そこで、今回は沖縄県名護市で同色型を探してみましたが、確かに私が知っている東京や千葉よりも少ないように感じました。
アオモンイトトンボ（交尾）/沖縄県名護市（沖縄本島）/Mar. 2024
SONY α7IV+LA-EA5+MINOLTA AFマクロ100mmF2.8(D) (F3.2 1/160 ISO100)
アオモンイトトンボのオスと同色型のメスは、1枚目の写真のように緑色系の個体もいれば、2枚目のように青色が強い個体もいることがわかります。