前回記事の「リュウキュウカトリヤンマ その2」を撮影した場所。
工事で環境が変わってから行かずじまいでしたが、工事後約10年が経ち、当時のリュウキュウカトリヤンマをふと思い出して久しぶりに行ってみました。
当時、リュウキュウカトリヤンマを多数見ていたのは5月。
今回行ったのは8月だったのであまり期待はしていませんでしたが、工事の影響は少なく当時とあまり変わらない環境に回復しており、林縁にはオオハラビロトンボが多数と、オキナワオオシオカラトンボにオオメトンボと、意外に多くのトンボがいて一安心。
いや、このトンボ相ならあとはカトリヤンマでしょう!
と、考えながらオオメトンボを撮影し、振り返った目線の先にヤンマの交尾態がふわふわと、、、「えっ!?」
枝先に止まった交尾態を確認してファインダーを覗き、数枚シャッターを切るまで手足が久しぶりに震えました。
雌雄青眼の沖縄のカトリヤンマの交尾態を撮ることはずっと夢見て狙っていましたが、まさかそれが約10年ぶりに訪れたこの場所で実現するとは思わず、生き物との出会いというのはこんなものですね。
この日、見ることができたカトリヤンマはこの1ペアのみで、本当にラッキーだったと思います。
私の知る限りでは、沖縄のカトリヤンマの交尾態が撮影・公開されるのはこれが初めてと思いますが、いかがでしょうか?