ニホンアカガエル

ニホンアカガエル/東京都江東区/2007.02.15
OLYMPUS E-330+OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macro (F2.8 1/100 ISO200)

2月の暖かな雨の夜、近所のビオトープにニホンアカガエルを撮影に行くのが楽しみでした。

春を待ちわびて水辺に集まったカエルたちと、私一人。
夜中でも絶えない都会の喧騒の中、耳を澄ますとオスの小さな鳴き声がいくつも聞こえてきます。

ニホンアカガエル(抱接)

ニホンアカガエル(抱接)/東京都江東区/2007.02.10
OLYMPUS E-330+OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macro (F8 1/100 ISO200)

ニホンアカガエル(抱接)

ニホンアカガエル(抱接)/東京都江東区/2007.02.11
OLYMPUS E-330+OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macro (F8 1/100 ISO200)

ニホンアカガエルは普段は陸上で生活しているため、水辺でみられるのは年に一度、繁殖のために集まるこのときだけです。

ニホンアカガエル(抱接)

ニホンアカガエル(抱接)/東京都江東区/2007.02.11
OLYMPUS E-330+OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macro (F8 1/100 ISO200)

しかし、このビオトープにはアメリカザリガニが放され、死の水辺となりました。
一度放されたアメリカザリガニを根絶させることはできません。
都会の小さなビオトープで懸命に生きてきた生き物はみな姿を消しました。

決してアメリカザリガニが悪いわけではありません。

『無知は罪なり』