ノシメトンボ

ノシメトンボ♀/千葉県印西市/2005.09.03
KONICA MINOLTA α-7 DIGITAL+MINOLTA AFマクロ50mm F2.8(D) (F5.6 1/500 ISO200)

千葉や茨城など関東平野部の水田は、9月には一面金色となり、稲刈りの時期となります。
早生品種の普及により、私が子供の頃に比べ田植えから収穫時期までずいぶん早くなりました。

ノシメトンボはアカトンボの仲間(アカネ属)で最も普通にみられる種です。
アキアカネの減少が問題となる一方で、当時ノシメトンボはどこでも普通にみられ、写真もあまり熱心に撮っていなかった記憶があります。
ところが2021年に刊行された「東京都のトンボ」には、都内の普通種の中で近年最も減少していることが書かれていました。
私は東京を離れてすでに10年近くが経ち、このような現状を知らず大変驚きました。

一時的なものであればよいのですが、今後の動向が気になります。