
カトリヤンマ/埼玉県寄居町/2001.09.06
Canon PowerShot Pro90 IS (F3.5 1/80 ISO50)
初夏に水田で羽化したカトリヤンマは、未成熟期の盛夏を周辺の雑木林で過ごします。
そして、夏の終わり頃から林内で交尾が行われます。
秋になると再び水田に姿を現し、オスのホバリング飛翔やメスの産卵がみられるようになります。
今回の写真は、15時半頃に水田に現れたオスがちょうど稲穂に止まったところを撮影したものです。
里山の水田環境を代表するトンボのイメージを撮りたいと考えていましたが、稲穂に止まったところを見たのはこの一度きりでした(できれば広角でも撮りたかった…)。