伊是名島の水田脇で見つけたときは一瞬アカネ(アキアカネなどのアカネ属)の飛来個体かと思いました。
胸部や腹部はアカネ属に似ていますが、よく見ると複眼がウスバキトンボに少し似ているような…、そうこれはアカネ属ではなくウミアカトンボですね。
ウミアカトンボは海洋移動性の種として知られ、熱帯・亜熱帯に広く分布しています。
日本では八重山諸島や大東諸島に定着、近年は沖縄本島や奄美大島でも毎年のように確認されているそうです。
今回撮影した水田周りで見つけられたのはこの1個体のみでした。
他から飛来したのか、伊是名島で発生したのかまではわかりませんでした。