南国を思わせる、オス独特の赤紫色(メスは黄褐色)。
翅まで鮮やかな色をしており、水辺でもひときわ目立ちます。
沖縄ではごく普通にみられるトンボですが、県内で最初に確認されたのは1981年石垣島。
(それ以前に鹿児島県の一部で確認されています)
その後、分布を拡大、現在では本土でも北上を続け、2018年に大阪でも確認されました。
今回の写真の撮影地は沖縄本島漢那ダムの湖畔公園にあるビオトープ(めだかの学校)です。
木道や東屋が整備されており、子供でもトンボの観察がしやすい環境です。
(トイレは駐車場近くにあります。水筒をお忘れなく!)
沖縄ではこういったビオトープが少なく、ベニトンボの他、アオビタイトンボやオキナワチョウトンボ、リュウキュウベニイトトンボ、リュウキュウギンヤンマなどの観察におすすめです。
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